2013/11/22

小雪 Xiaoxue

あと40日もしないで新年だ。
雪雲が山を越えてくるのも仕方ない。
編み物に手がのびる。ハンドウォーマーやネックウォーマーなら数日で出来る(希望的観測)。
焼き芋にもね。だって暖かく優しく過ごしたい。だから夜はストーブを焚いて湯たんぽにする。
散歩に行く時だってこんな小さな湯たんぽがあったらいいな。

ウィスキーやコニャックの携帯用ボトル、フラスコ。
どちらが古い持ち主の好みだったかは一目瞭然ならぬ一嗅瞭然。もしコニャックなら蓋を開けると甘い香りが漂う。100年前なんてすぐそこのような気分にさせられてしまう。

こんなピューターのフラスコなら風除けコートのポケットに入れて散歩に出かけて北風も見方につけてしまいそう。


ピューターのフラスコ
ピューターとガラスのフラスコ
両方イギリス製 1890's
各 ¥12.000-
antiquebloom@gmail.com

2013/11/15

クリスマスと身近なロビン

日本には身近でもヨーロッパでは珍しいものや、
反対にヨーロッパでは良く見かけるのに日本にはないわ、
というものは案外たくさんあります。

例えば・・・菩提樹の花の香りや芝生の中の可愛いデイジー、そしてピンクの野ばら。


そんな自然の中でロビン(ヨーロッパコマドリ)も日本では普段は滅多に見られない野鳥だけれどイギリスではホントに庭や公園で見られるのです。(私はバードウォッチングが趣味でこのコマドリを見るのに富士山5合目まで行きました)
ハートのメジャーの中の鳥がロビン(ヨーロッパコマドリ)

クリスマスの飾りやカードには良くこのロビンがいます。
こんなふうに枝に停まっていたり、雪の柵に停まっていたり。

それはイギリスにおいてコマドリは新年を宿すといわれています。
対照的に良く民話に出てくるミソサザイは去年を宿す鳥と言われていました。
ですからクリスマスやボクシングでーにはミソサザイ狩りもされていたとか。

またもうひとつ、ロビンは大切な宗教的役割も持っています。
ロビンは赤い胸があってこそ。

赤い鳥小鳥
なぜなぜ赤い
赤い実を食べた

これは私が習っていたピアノの先生とよく歌った童謡です。
先生のピアノ室からは赤い実の木が見えていたような気がします。
北原白秋の詩です。

いえいえ、ロビンの胸が赤いのは赤い実を食べ過ぎたわけではないのです。

ロビンは十字架にかけられたイエスの側で歌を歌い続けイエスを癒し、
また、イエスのいばらの冠を抜こうとして
ロビンの胸はイエスの血に染まった、という言い伝えがあるのです。

また別の伝承では
クリスマスイブの夜、イエスが生まれるベツレヘムの馬小屋は大変寒く
ヨセフが薪を焚こうにもなかなか燃えてくれません。
そこに通りかかったロビン達が皆で羽ばたいて火をおこしたと言われています。
そのとき負った火傷を聖母マリアは祝福し傷を癒したと言われています。
そのあとが赤く胸に残ったのです。

あの小さな身体には収まらないほどの勇気と愛と信仰のロビン
冬の枯れ枝にポツンと停まっていても
雪の柵に停まって遠くを見ていても
暖かな気持ちを皆に伝えてくれるのでしょう。


ロビンのハート形メジャー ¥5800
クリスマスの切手 ¥100
クリスマスのカード ¥800
クリスマスのテーブルナプキン(linen) ¥1200
at Bloom

2013/11/14

バイブリーへ

Hidcote Gardenには5時の閉館までいたけれどまだまだ明るい。
そんなわけで次へ行こうと言うことになった。
バイブリーだ。一番美しい村と言われるバイブリーはウイリアムモリスも好んで住んだ小さな村だ。
方向はさっぱりわからないけどtonton(カーナビ)の言う通りに進む。
イギリスのtontonは親切だ。スピードカメラの場所を知らせるしそこの制限速度も表示される。やれば出来るじゃん!
途中で日が暮れて来た。田園を抜ける道から眺める景色はどこも素晴らしい。絵のようだ。すると一代の車が止まって夕焼けの写真を撮っている。
はい、私達は観光に来ましたから真似いたします。最初にお行儀よくご挨拶を忘れずに。
夕暮れはあっという間

ドラマチックな幕引き

木の葉が夕陽に照らされて赤く染まっていく


大きな大きな木もこれから夜へと姿を変えます。


さあ、先を急ぎます。暗くなっちゃう!




バイブリーに着きました。良かった。まだ明るい。
暖炉を焚いているのかしら。煙がいっそうすてきな雰囲気を演出していました。
ウイリアムモリスが「イギリスで最も美しい村」と賞賛したのがバイブリーです。
暗くならないうちに見て回らなくちゃ。

まるでオフィーリアが流れてきそうなコルン川

雨上がりがきれいです



バーリントウ・ロウの家々。普通にみんな住んでいる。
暗くなり灯りがほんのり付いたお家はまた趣がある。


お向かいのお宅

バーリントウ・ロウの家並。
17世紀の織物職人の家屋だったところが今はナショナルトラストとなっています。 


 月も出てきました

rosemary cottageですって。ため息がでちゃう。



 ぐるりと回ってスワンホテルが見えてきました。川を利用してトラウトの養魚場がありましたがやめてしまったみたい。



 さあ、良い時間。食事にしましょうか。

2013/11/10

Very Merry Christmas!

Oxford Street Christmas illumination 2013


今日は今年最初のクリスマスプレゼントの買い物をしました。
やっぱり気分がウキウキしますね。
そんなわくわく気分と乙女心をもっと盛り上げてくれるクリスマスイベントにBloomの商品が今年もまた参加させていただくことになりました。
branche さんは福島市のガーデンと雑貨 のお店です。
ご自身で設計施工された夢のお家と宝石のようなお庭に囲まれた週末ショップです。
いえいえ、私の説明ではなくどうぞ訪れくださいませ。

Le jarden de Noél 2013
2013.11/22.23(Fri.Sat) 11:00~16:00