2013/12/31

良いお年を

みなさま、一年間Bloomとお付き合い下さいましてありがとうございました。
つつがなく大晦日を迎えることができました。小春日和の穏やかな一日でした。
また、来年お会いしましょう。
良いお年をお迎え下さいませ。
ありがとう。

2013/12/03

ヴィンテージクロース

私の趣味は手芸だったりもする。
その始まりを辿れば幼稚園生から始めたピアノのレッスンにたどり着く。そんな話は長くなるからいずれそのうちに…。
レースやボタン、クロッシェやハンカチーフなどの乙女の雑貨も好きだけれど、こんな幸せ色のヴィンテージクロースはいかがでしょう。
フランスの薔薇柄やアメリカのキッチン柄。サーカスやバレエの貴重な柄にもうっとりしちゃう。

300種ほど用意しました。
¥350〜¥500
antiquebloom@gmail.com
Bloom

2013/11/22

小雪 Xiaoxue

あと40日もしないで新年だ。
雪雲が山を越えてくるのも仕方ない。
編み物に手がのびる。ハンドウォーマーやネックウォーマーなら数日で出来る(希望的観測)。
焼き芋にもね。だって暖かく優しく過ごしたい。だから夜はストーブを焚いて湯たんぽにする。
散歩に行く時だってこんな小さな湯たんぽがあったらいいな。

ウィスキーやコニャックの携帯用ボトル、フラスコ。
どちらが古い持ち主の好みだったかは一目瞭然ならぬ一嗅瞭然。もしコニャックなら蓋を開けると甘い香りが漂う。100年前なんてすぐそこのような気分にさせられてしまう。

こんなピューターのフラスコなら風除けコートのポケットに入れて散歩に出かけて北風も見方につけてしまいそう。


ピューターのフラスコ
ピューターとガラスのフラスコ
両方イギリス製 1890's
各 ¥12.000-
antiquebloom@gmail.com

2013/11/15

クリスマスと身近なロビン

日本には身近でもヨーロッパでは珍しいものや、
反対にヨーロッパでは良く見かけるのに日本にはないわ、
というものは案外たくさんあります。

例えば・・・菩提樹の花の香りや芝生の中の可愛いデイジー、そしてピンクの野ばら。


そんな自然の中でロビン(ヨーロッパコマドリ)も日本では普段は滅多に見られない野鳥だけれどイギリスではホントに庭や公園で見られるのです。(私はバードウォッチングが趣味でこのコマドリを見るのに富士山5合目まで行きました)
ハートのメジャーの中の鳥がロビン(ヨーロッパコマドリ)

クリスマスの飾りやカードには良くこのロビンがいます。
こんなふうに枝に停まっていたり、雪の柵に停まっていたり。

それはイギリスにおいてコマドリは新年を宿すといわれています。
対照的に良く民話に出てくるミソサザイは去年を宿す鳥と言われていました。
ですからクリスマスやボクシングでーにはミソサザイ狩りもされていたとか。

またもうひとつ、ロビンは大切な宗教的役割も持っています。
ロビンは赤い胸があってこそ。

赤い鳥小鳥
なぜなぜ赤い
赤い実を食べた

これは私が習っていたピアノの先生とよく歌った童謡です。
先生のピアノ室からは赤い実の木が見えていたような気がします。
北原白秋の詩です。

いえいえ、ロビンの胸が赤いのは赤い実を食べ過ぎたわけではないのです。

ロビンは十字架にかけられたイエスの側で歌を歌い続けイエスを癒し、
また、イエスのいばらの冠を抜こうとして
ロビンの胸はイエスの血に染まった、という言い伝えがあるのです。

また別の伝承では
クリスマスイブの夜、イエスが生まれるベツレヘムの馬小屋は大変寒く
ヨセフが薪を焚こうにもなかなか燃えてくれません。
そこに通りかかったロビン達が皆で羽ばたいて火をおこしたと言われています。
そのとき負った火傷を聖母マリアは祝福し傷を癒したと言われています。
そのあとが赤く胸に残ったのです。

あの小さな身体には収まらないほどの勇気と愛と信仰のロビン
冬の枯れ枝にポツンと停まっていても
雪の柵に停まって遠くを見ていても
暖かな気持ちを皆に伝えてくれるのでしょう。


ロビンのハート形メジャー ¥5800
クリスマスの切手 ¥100
クリスマスのカード ¥800
クリスマスのテーブルナプキン(linen) ¥1200
at Bloom

2013/11/14

バイブリーへ

Hidcote Gardenには5時の閉館までいたけれどまだまだ明るい。
そんなわけで次へ行こうと言うことになった。
バイブリーだ。一番美しい村と言われるバイブリーはウイリアムモリスも好んで住んだ小さな村だ。
方向はさっぱりわからないけどtonton(カーナビ)の言う通りに進む。
イギリスのtontonは親切だ。スピードカメラの場所を知らせるしそこの制限速度も表示される。やれば出来るじゃん!
途中で日が暮れて来た。田園を抜ける道から眺める景色はどこも素晴らしい。絵のようだ。すると一代の車が止まって夕焼けの写真を撮っている。
はい、私達は観光に来ましたから真似いたします。最初にお行儀よくご挨拶を忘れずに。
夕暮れはあっという間

ドラマチックな幕引き

木の葉が夕陽に照らされて赤く染まっていく


大きな大きな木もこれから夜へと姿を変えます。


さあ、先を急ぎます。暗くなっちゃう!




バイブリーに着きました。良かった。まだ明るい。
暖炉を焚いているのかしら。煙がいっそうすてきな雰囲気を演出していました。
ウイリアムモリスが「イギリスで最も美しい村」と賞賛したのがバイブリーです。
暗くならないうちに見て回らなくちゃ。

まるでオフィーリアが流れてきそうなコルン川

雨上がりがきれいです



バーリントウ・ロウの家々。普通にみんな住んでいる。
暗くなり灯りがほんのり付いたお家はまた趣がある。


お向かいのお宅

バーリントウ・ロウの家並。
17世紀の織物職人の家屋だったところが今はナショナルトラストとなっています。 


 月も出てきました

rosemary cottageですって。ため息がでちゃう。



 ぐるりと回ってスワンホテルが見えてきました。川を利用してトラウトの養魚場がありましたがやめてしまったみたい。



 さあ、良い時間。食事にしましょうか。

2013/11/10

Very Merry Christmas!

Oxford Street Christmas illumination 2013


今日は今年最初のクリスマスプレゼントの買い物をしました。
やっぱり気分がウキウキしますね。
そんなわくわく気分と乙女心をもっと盛り上げてくれるクリスマスイベントにBloomの商品が今年もまた参加させていただくことになりました。
branche さんは福島市のガーデンと雑貨 のお店です。
ご自身で設計施工された夢のお家と宝石のようなお庭に囲まれた週末ショップです。
いえいえ、私の説明ではなくどうぞ訪れくださいませ。

Le jarden de Noél 2013
2013.11/22.23(Fri.Sat) 11:00~16:00

2013/10/27

コッツウォルズへ2

今年の秋はことのほか優しく花々も長い秋を喜んでいるようでした。
花をみてまわりましょう。

こんなに大きな斑入りホーリーの木。

アーティチョーク
食べるのも美味しいけど。


 草モミジが彩りを添えて



チョコレートコスモスが大人の庭を造る

ここイギリスではフクシアが大きく育ちます

雨上がりの石畳

何だろうこの実。ジュエリーのような実が房になってたわわにさがる。

ここにもチョコレートコスモス

なごりのクレマチス

ダリアは皆が好きな花



ライムストーンの建物にサルビアがぴったり

 こんな派手な秋明菊

秋のバラは美しいもの



秋でこれだけ美しいのですから初夏はどんななんでしょう。

お隣のキフツコートガーデン(日本語サイト有り)

最後にHidcoteのトイレはきれいです♪

あ〜終わりのベルが鳴りました。
そう、私たちもゆっくりしていられません。
だってもうひとつ行きたいところがあるんですもの!
急げ急げ!







2013/10/24

ジャムLOVER

プルーンを採ったりリンゴや梨を貰ったり果物たくさんの秋でした。
寒い季節が多いけれど、それに合った果物がたくさん採れるイギリス。
イチゴやブルーベリー、ラズベリーにブラックベリーなどのベリー類。リンゴ、洋ナシ、プラムやプルーン。
寒さのおかげか日本ほど虫に食われることなくたわわに庭や街道脇に実ります。
昔から保存方法としてジャムは最高でした。
おかげでイギリス人のジャムLOVEはこよなく、スコーンの上に山盛りのクロテッドクリームとジャム!どちらが主役かわからないほど!
トーストにジャムを塗る瞬間はまるで儀式のように神聖なひととき。左官屋さん顔負けに上手に厚く塗りますね〜。
道具にこだわるイギリス人としてはもれなくジャム専用グッズももちろんあります。
食卓のためのジャムトレイやジャムポット、ジャムスプーン。
作るためのジャム用銅鍋、鍋から瓶にジャムを移すだけのための銅のストレナー。

ジャム用スプーン 3種 各¥3500
シルバープレート 
1920-30年代イギリス製

お問い合わせ:Bloom きたみゆきgogomiucha@gmail.com

2013/10/19

コッツウォルズへ 1

日本からいつもお世話になっているディーラーさんご夫婦と晴れた火曜日ドライブにでかけた。行き先はコッツウォルズ。いつもは買付ばかりなので一日だけの奥様のための日。私はドライバーとして同行。奥様曰く何十年買付けに来ていてもこんな一日は一度もなかったと。
喧騒のロンドンを離れM40をオックスフォード方面を目指して走る。スピードカメラが頻繁にあるからスピードには要注意だけれどきちんと今日はtonton(カーナビ)を借りてきた。こちらのカーナビはきちんとカメラの場所も教えてくれる。ウッドストックの話をしながらチャーチルのお城ブレナムパレス(Blenheim palace)を横目に見て目的地へと急ぐ。何故なら出発したのがロンドンをお昼頃。
目的地へつく頃には曇っていた空も晴れて来た。目的地はキフツコートガーデン(Kiftsgate court garden)。誰もいない…車は一台もない。車で入って行くとガーデナーのお兄さんが出て来て、冬に期間はオープンしていないとのことで近くのヒッドコートガーデンを勧めてくれた。バラが有名なガーデンだけれどちょっと残念ね。秋には秋のバラがあるのにね。枯れた庭も素敵なんだけど。
ヒッドコート(Hidcote)はナショナルトラストのひとつ。もう帰り支度の方が多くゆっくり見て回れそうだ。閉園は5時ですからね、と念を押され、カフェもお土産屋さんもありますからね、とキチンと付け加えられて、さぁ、さぁ、大きな庭をまわりましょう。
入口

庭の手入れが自然な感じで落ち着けそうです。

緑の濃淡とブルーが煉瓦を背景に美しい。

晴れて来ました。

まあ!絵のよう。

この庭は生垣でテーマ毎に仕切られています。

迷路のような庭の先はこんなに広大な草原。太陽も雨上がりに眩しい。










2013/10/11

秋の実り

例年になく暖かな秋の日が続いて秋の実りは豊かです。
裏庭のプルーンの木が今年もたくさんの実を付けました。
3度目の収穫。今日は脚立を持って高いところのプルーンを採りました。
気分よくバスケットはアンティークで。

さあ!それからが大変。ジャムにしたり試行錯誤のマフィンにしたり・・・
バスケットはアンティーク。
マフィンのお皿もブルー&ホワイト、スプーンはイングリッシュシルバー。
もちろんお茶はイングリッシュアフタヌーンティー。

お気に召したらどうぞご連絡をくださいませ。
Bloom